作者 : あきづき空太
既刊 : 1〜14巻
感想 : ★★★★★
アニメ化のニュース経由で購入!設定に粗が少し目立ちますが、主人公を中心に、キャラクターが魅力的で、結構オススメです!アニメが楽しみ♪
どこかでアニメ化の情報をしってPVをさらっと見た時に、タイトル「赤髪の白雪姫」が気になってAmazonの評価を見たら悪くなかったので、ならば……と思って早速購入してみましたー。
ちなみに、声優オタとかそっち系では全くないんですけど、
エクシリア(ゲーム) → 閃の軌跡(ゲーム) → 俺ガイル(アニメ)
と、好きな作品に、たまたま早見さんが声優をしてる場合が多いので、アニメPV見た時に「あらま」と気になったりしました(笑)WORKING!とかアトリエとかペルソナ3の人たちもいて、徐々に声優の名前も覚え始めている私が怖い……。
という、どうでも良い話はおいておいて……早速ご紹介と感想を。
オフィシャルサイト
http://www.hakusensha.co.jp/akagami/
あらすじ by wikipedia
生まれつき赤い林檎のような美しい髪をもつ少女・白雪は、珍しい髪の色を理由に生まれ育った国・タンバルンのラジ王子に愛妾の座を用意される。困った白雪は国を出て、隣国・クラリネス王国の森でゼンと名乗る少年と出会う。その後、ゼンの正体がクラリネス王国の第二王子だと知った白雪は、クラリネスに居を移し親交を深めていく。
申し訳程度?に1話で毒リンゴが出てきたりもしていますが、あらすじの通り、例の「白雪姫」の話は全く関係がありません。
主人公の「白雪」
タイトルの通り「赤髪」を持津女性。赤色の髪は非常に珍しいらしく、小さい頃から災難や注目に見舞われた結果、それを自分で乗り越えようとする性格に育ってきて、簡単に言うと「芯の強い女性」ってイメージですかね。もちろん、次第に年相応+身分に関する悩みを抱えたりもしたりしますが。
白雪はタンバルン王国の王子から、その赤髪に興味を持たれ、愛妾にすると持ちかけられてしまい、断り切れないと判断して国を出ることに。
そんな状況の中、森に分け入ったところで少し休憩をしていると、よくあるテンプレ?展開なのか、壁を乗り越えてくる人影とぶつかって、本格的なお話が始まります。ニセコイの逆バージョンです!(笑)
ぶつかったお相手は「ゼン」
ぶつかった時に打撲?をしたゼンを見て、治療を申し出る白雪でしたが、そこはやっぱり初対面同士なのでゼンも警戒したのか断られちゃいます。ただ、その言い方を含めてイラっときたのと、善意で治療をしたい気持ちもあったのか、自分から腕を痛打して、持っていた薬で自分を治療して「毒を持ち歩く趣味はないよ」と一言。
そこから、ゼンも信用したのか素直に治療を受けて、白雪のことを気に入って、白雪の家出の理由を含めて、いろいろな話をすることに。
そんな状況の中で、とある事態?からゼンが毒を盛られてしまい、結果的に人質に取られるような形で、白雪はタンバルン王国によって連れ戻されてしまいます。さらには噂のバカ王子から「そちらから私の愛妾になりたいと申し出てもらう」とまで言われてしまう結果に。
ゼンの薬を手に入れるために、嫌々ながら「どうぞお好きにお連れ下さい」と答えることしかできない白雪……そして……。
さすが王子様!
第二王子ということで、第1巻では自由奔放さが目立ってしまう感じですが、全体を通して政務もこなしてたり、国の事を考えて行動している部分もあったりと、個人的にはかなり好きですね〜。
という感じで、タンバルン王国から脱して、クラリネス王国へやってきた白雪。
この当りまでを一気にやらないといけなかったのか、1話のストーリーの内容がカットしすぎてて、「話飛んでるなー」と思った部分が多かったりもしました。愛妾になるように言われて、国を抜け出す行動に至るまでに1ページに満たなかったですしね(笑)
後日記載
と思ってましたが……鈴音さんや結衣さんからもご指摘頂いて、どうやら1話は読み切りだったようですね。それ以降のストーリー展開はそこまでではなかったので1話に違和感がありましたが、納得でした♪ そして、そんなこと知らずに書いちゃってすみません、あきづき先生mm
少しの間、ゼンの客人として城に顔を出していた白雪ですが、いつまでもその立場で城の中に入ってゼンに合っていてはいけないと思ったのか、「宮廷薬剤師」を目指すことに。
その後、どうなっていったのか……は単行本を買ってご確認ください^^
個人的に良いと思ったところ
登場人物が魅力的&主要5人の関係性が凄く好きです。
白雪にゼン、そしてゼンの側近のミツヒデ・木々・オビ。
過去のお話も出してくれたり、それぞれの人物にも触れられる場面もあります。会話の中でも、1人1人の発言に違和感がなく、何よりその場の空気管が伝わってきて、楽しい気分になってきます。何より、白雪とゼンがホントに良いキャラしてるなぁ……と。どっちも大好きです♪
絵のクオリティが高いのは間違いないです。
1巻時点でもキレイですが、どんどん巻をおうごとに私好みになっていきます(笑)いわゆる少女漫画っぽさが少しずつ抜けて、月刊誌に近い感じになっていってる気がしてます。あと、キャラの書き分けはしっかりできてますし、表情も細やかに描いてくれてるのでいいですよ〜。
ストーリー展開が良い意味で王道。
逆に、白雪やゼンのかっこいい様子が描かれる場面が多いので、ストーリー的には王道というか、読んでいてワクワク感がありますし、単純に楽しく読める作品だと思います。謎解き要素や、伏線があるとか、そっち系ではありませんが、良い感じで盛り上げてくれる部分も多いですし、私はかなり楽しめてます!
個人的に少し残念なところ
全体的に設定に「?」な部分があったりします。
名前が「白雪」「ゼン」「ミツヒデ」「木々」「オビ」と、日本人なのか外国人なのか統一性がないのは、いまのところ明確な理由が出てなくて、何故そうなっちゃったのか謎ですし。あと、突然他国に行った身寄りのない白雪がどうやって生活出来るようになったのかとか。
後者は物語に必要がないといえば必要ないかもなので、ストーリー上カットされたと思えば良いですが、前者のような部分など、設定について気になる点が少し散見されるかなーとは思います。ただ、それを補って余りある内容ですし、特に気になってマイナス評価になるようなレベルではありません。
唐突な感じ+ご都合主義という部分があるのは間違いないです。
例えば、1話で愛妾になるように言われてから、国を抜け出すまでが1ページに満たない流れで、「えっ!?」と少し理解が追い付かないスピードの決断力だったり(笑)諸々読んだ後に振り返ってみると、白雪らしい決断かなとも思えますし、ページ数の都合で悩んだり準備したりするシーンはカットされたんだ……と理解する事にしています(笑)
↑1話目は読み切りだったようで……失礼しました><
結果的に言うと……既刊13巻を、1週間で3回読んでしまうくらい面白かったです(笑)なので、個人的にはかなりオススメかなーと思ってます。
ちなみに、TVアニメのPVはコチラ。
原作を読んだ後だと、なんだか少し違和感があったりしますが……楽しみですね〜。
赤髪の白雪姫面白いですよね。
私も大好きな漫画です!一話はもともと読み切りの作品だったので、話の展開が早かったのかと思います。
最近は遠ざかっていたのですが、アニメ化ということで最初からまた読み直そうと思ってます♪
私もアニメとても楽しみです!
おぉ……もともと読み切りだったんですね!
ぐわぁ〜と展開していったので違和感がありましたが、
一話目が読み切りだったのなから納得です!
ずーっと読んできたわけではない新参者ですが、
個人的には、ここ最近では面白くて気に入ってる作品の一つなので、
7月から始まるアニメ楽しみですよね〜。
両国の第一王子同士が結構好きだったりします(笑)
バカ王子が出てくる話は楽しいです^^
こんにちは〜、以前もコメントさせて頂きました、
結衣と申します。
ボクラノキセキと続いて赤髪の白雪姫もとは!!
四葉さんとの趣味が似通っていて思わずコメントしてしまった次第です笑
赤髪の白雪姫は前にコメントを書いている方がおっしゃっている通りはじめは読み切りの予定で出版されている作品です。だからはじめの部分は話の展開が早かったのですが、この記事を読んでいるときに、早く読み切りだったと知って頂きたい!!と思ってしまいました笑(おせっかいですみません><)
あきづきさんの作品は個人的にはヴァーリアの花婿も好きです。よければあきづきさんワールドを楽しめるので、良ければお手に取ってみて下さい♪(回し者のような文章になってしまった笑)
では、コメント失礼しました〜。
いつもコメントありがとうございます〜♪
ボクラノキセキが好きな方は、何となく全体的な漫画の趣味も合うんですかね(笑)
鈴音さんのご指摘あった時点で修正しようかと思ってて、まだ出来てなかったので記事本文もちょっと加筆してみました!1話目だけ、異常に展開早いなぁと思ってたので、読み切りだったなら全て納得です^^
ふむふむ……ヴァーリアの花婿ですか……Amazonで早速注文させて頂きました(笑)あまづき先生の作品だと、青春攻略本というのも面白そうですね〜。ちょっと今週お出かけするので、帰ってきたら読めるのを楽しみにしてます♪