やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第13話ネタバレ感想

150424-00.jpgやはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続  第13話 春は、降り積もる雪の下にて結われ、芽吹き始める。

原作11巻と同じ終わり方でアニメも終わりましたね〜。単純なアニメ最終話として考えたら、「えっ!」って感じではありましたが……総評としては良いアニメ2期でした♪



2日前に原作11巻を読み終わってから、「あ……これ、アニメ超気になるところで終わる形だ」と思ってたら案の定な終わり方でしたね……。原作11巻分を2話でいくなら、原作10.5巻を2話やればよかったのに……と思ったのは私だけ?いろはすデート回をアニメで見たかったですよ……。



先日のバレンタインデーイベントからあけて、総武高校の試験日前日。

その奉仕部の帰りに3人でいる時に、帰ろうとするヒッキーを呼び止める雪ノ下。すこし挙動不審な様子で、そのカバンの中にはクッキー?チョコ?が入っているような包みが。渡そうか渡さまいか迷っている雪ノ下を見て、空気を呼んだのか由比ヶ浜が先に帰ろうとすると……。

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2人にしないでっ!という助けを求める表情に……。

その表情に由比ヶ浜が驚き&困っていると……バレンタインイベントに引き続き、空気を荒らすお方が登場。


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先日の一見で、母からしばらく姉妹で暮らすように言われたようで、陽乃さんが雪ノ下をお迎えに。

アニメ2期は、全体的に陽乃さんがわるーい感じになっちゃってますね……。
原作では、バレンタインイベントの時の平塚先生との会話とか、ちょこちょこと陽乃さんの裏側?が垣間見えるシーンも描かれたりしてるんですが、そこがカットされてたりして、陽乃さんにも何か事情があるんだというのが見えずらくなってるかもですね。



そんな陽乃さんの登場に動揺した雪ノ下を落ち着かせるために、由比ヶ浜は自宅に招く事に。そして……。

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母ヶ浜さんが登場!

「ママもヒッキーくんとお話したーいー」

という、あの感じが母娘で凄く似てるなぁと……。もう、思いっきり由比ヶ浜を大人にしたって雰囲気でしたね〜。


結局、雪ノ下は由比ヶ浜宅にお泊りすることに。そして翌日。



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大雪が降りしきる中……ついに小町の受験日当日。

小町の受検結果がどうなったのか分からないまま、最終話が終わるなんて……!

いや、さすがにストーリー的にも受かるとは思いますが……!ただ、俺ガイルのストーリー的には何月までやるのかなーってのは気になるところですね。4月以降なら、新入生として小町が登場して奉仕部に……ってのもありそうですし。
ただ、平塚先生の意味深なシーンもバレンタインイベントの時にありましたし、何となく3月末までが、俺ガイルのストーリーなのかなって思ったりもしますね。



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一方の3人は、水族館にデートへ。

サメを見てるときの、ヒッキーの妙なテンションアゲアゲは笑いました(笑)

水族館中でも、バレンタインイベントを通しての違和感というか、まだチグハグな感じがずっと続いていて、雪ノ下も由比ヶ浜もお互いにお互いを気遣っているというか……。アニメ2期は、仲の良い奉仕部ってのを見られたのがほんの数話だったってのが、何とも悲しい感じですね……いや今回は仲が悪いって感じではないんですが、心から楽しめてるって感じではなかったので><



そして、帰る前に。

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これからどうしよっか?
ゆきのんのこと、私のこと、私たちのこと。



生徒会選挙の時といい、ホンモノの時といい、本当に由比ヶ浜は奉仕部になくてはならないですね。そして、アニメ1期の1話の頃のような、ただ周りの空気を読んで、それに合わせるだけの彼女から、本当に変わったなぁ……と。

今のまま、自分たちの関係性に、心のどこかで嘘をつきながら、それでも楽しく過ごす選択肢もある中で、どこかで壊れてしまう可能性のある発言。ある意味、比企谷も雪ノ下も、どちらも言いださなさそうだからという意味での、空気を読んで?の選択だったかもですが、比企谷の言うホンモノを信じているからこその発言だったのかなーと。


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「好きな人に手作りクッキーを送りたい」という最初の依頼。
ただ今回はあくまで「好きな人に送る」のではなく、「ただの御礼」としての手作りクッキー。その意味合いは、後ほど由比ヶ浜の口から何故そんな言い方をしたのかが分かる部分が……。



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私は全部欲しい。今も、これからも。

お互いの思っていることわかっちゃったら、このままっていうのも出来ないと思う。

私たち最後の依頼は、私たちのことだよ。

私が勝ったら、全部もらう。



私なりの解釈としては……合ってるのかな?

由比ヶ浜の言う「全部」とは……。今まで通りの楽しい奉仕部と、そしてヒッキーへの恋心の事を言っているのかな……と。お互いの思っていることは、由比ヶ浜も雪ノ下も「ヒッキーが好き」という事で、それを明確な言葉で分かってしまったら、今までの奉仕部には戻れない。だから、勝負に勝って1つだけ言うことを聞いてもらうなら「全部もらう」と。つまり、ヒッキーへの想いも伝えるし、それを雪ノ下には黙認してもらって今までの奉仕部にして欲しい、ということですかね。だからこそ、手作りクッキーは「好きな人へ」ではなく「ただの御礼」という位置づけにしてるのかなと。

自分自身で「ズルい」と言っていますし、そういうことなんだろうなーと。



そして、そんな言葉に「私はそれで構わない」と言おうとする雪ノ下を止める比企谷。

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その提案には乗れない。雪ノ下の問題は、雪ノ下自身が解決すべきだ。


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由比ヶ浜結衣は、優しい女の子、そう勝手に決めつけていた。
雪ノ下雪乃強い女の子、そうやって理想を押し付けていた。


この二人の、いつもと違うような表情の対比は、すごーく印象的でしたね。
そして、ガハマさんの好感度がうなぎのぼりに上がっていきます……。


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そんなのは、ただの欺瞞だ。

ヒッキーなら、そういうと思った。


先ほどの由比ヶ浜の「全部もらう」の発言は、確かに自分が一番望む形にするためのズルい提案ですが、絶対にヒッキーがそれを否定してくれると分かっているからこその提案だったのかなと。そう思うと、もう由比ヶ浜さんが良い子すぎて、こっちまで泣けちゃいます……。



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私の依頼、聞いてもらえるかしら。


この依頼というのは、雪ノ下家に関わるものなんでしょうね……。そして、個人的には陽乃さんの行動が、そのすべての鍵を握ってる気がします。最終的には、陽乃さんが雪ノ下に協力してくれて、雪ノ下母を説得?するのか何なのか……。

あとは、今回で雪ノ下の問題点が明確になりつつあるかな……と。「寄る辺がなければ自分の居場所も見つけられない」という雪ノ下自身の発言や、雪ノ下陽乃への電話の際に比企谷の発言をそのまま引用する姿、そして陽乃さんに度々指摘される「自分の考えがない」という部分。

ある意味で、初期には「孤高の存在」だったり「何でも自分で決める強い女の子」として描かれていた雪ノ下が、真逆の問題点があったという感じなのかな……と。



そして、改めて思う結末は。

ある意味で「依存体質」の雪ノ下が、対等の立場として比企谷と「友達」になるのかなーと。お互いが依存ではなく、信頼し合える立場として進めるような。そして、比企谷は由比ヶ浜の想いに応える……そんな結末だったら、いいなーと妄想しています。



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そして…………アニメ2期終了。


アニメ3期なのか、OVAなのか、劇場版なのか分かりませんが、おそらく続くという前提での終わり方だと思いますが、そうは言ってもアニメの最終話としては……ぐぬぬ……って感じでしょうか。まさに「俺たちの戦いはこれからだ!」みたいな……。

ストーリーとしても、展開としても申し分ない一話でしたが、最終話としては個人的にはちょっと残念かなーと。原作ストックを完全に使い切ってしまってる中で、アニメ3期をやろうにも、かなり待たないといけないでしょうし><



たぶん、原作を読んでいた方の大半が思ったと思います。

何故、12話&13話を、原作10.5巻にしなかった!!!!(笑)
いろはすファンとしては、10.5巻をやって欲しかった。というか、葉山回もたった1回でやるにはもったいなかったですし、11話・12話を葉山回、13話をいろはす回で終わりで良かったのにーと思ったり。

ただ、原作もそろそろ終盤に近付いているような印象がありますが、アニメ2期に11巻を入れておかないといけないほど、アニメ3期分程度の巻数は続くってことですかね〜。1巻分を1話で片づけてしまう時もあるけど、クリスマスの一件みたいに1巻分を何話もかけて丁寧に出来るので、最後になるアニメ3期は丁寧にやりたいんで詰め込んだのなら……まぁ納得ですが><



………というか、原作もつい先日発売されたばかりですし、これから「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の続きがしばらく読めない・見れないのは本当に寂しいです……。あまり、そっち系のゲーム買った事ないですが、つい発表されたゲームを買っちゃうかもしれません(笑)


アニメ2期からの参戦組ですが、アニメ1期も見て、原作も見て、漫画も買って。
本当に「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」は面白かったです!
これからも、渡先生、楽しみに待ってますね〜。



この記事へのコメント
こんばんは。
ついに終わりを迎えちゃいましたね。
私も感想としては最終回ってことを考えるとちょっと残念な終わり方でした。
これはもしかしてエンディングの後に映画化とか3期とかのアナウンスがあるのかなーと思ったら何も無かったので、この終わり方でしばらく待たないといけないのかよって思いが強いです。

もうちょっとスッキリとした終わり方も出来たでしょスタッフさんって言うね。
まぁそれでも次を楽しみに待つんですけどww

それと流れを考えたらあんまり出番ないだろうなとは予想はしてましたけど、いろはすとか葉山とか奉仕部以外のキャラが全く出番無かったのも驚き半分、寂しさ半分でした。
個人的な好みとしては続きがあるとは言え、最終回ならもうちょっと色んなキャラが出て欲しかったなーって思います。

ただ奉仕部3人でのやりとりはすごい良かったです。
特に由比ヶ浜さんは四葉さん同様に私も変わったなぁと、それこそ保護者のような目線で見ちゃいました。最初アホの子だったのに、いつの間にか奉仕部で一番聡いんじゃないかとさえ思えます。
本当に空気が読めて、ヒッキーが好きで尚且つ雪ノ下さんも好きだからこそ、これからの奉仕部のことを考えてああいった行動を取ったんだろうなと。
でも私としてはアホの子な時のガハマさんが一番好きなので、難しいでしょうけど3期ではもうちょっと奉仕部とか葉山グループとかでワイワイする話しを期待したいです。


それにしても四葉さんの原作と2期の中でのストーリーの進行具合の話しをみると、もしかすると渡先生の中では終わりまでのストーリーはもう完成してて、アニメもそれを確認していて残りのボリュームに沿った進行速度&最終回だったりですかね?
そう考えると話しの続きが早く見えるんじゃないかという願望がかなり含まれてますが(笑)

今までうっすらとしていた雪ノ下さんの依存体質がハッキリ見えたのはストーリーとして大きな動きだと思いますし、そうすると残りの物語の大きな核としては依存体質と葉山との過去の2つだと考えれば俺ガイル自体の終わりも近づいてるのかなという気はします。
雪ノ下母の存在が一波乱起こすのかわかりませんが、俺ガイルは平塚先生以外に大人キャラがほぼ出てこないのも特徴かなと思ってるので、そう考えると四葉さんが仰るようにこれからは春乃さんが大きな鍵を握る気はしますね。

あと元々自覚してたのかわかりませんが「寄る辺がなければ自分の居場所も見つけられない」と雪ノ下さん自身が自分の依存体質について発言したのを見ると、春乃さんの代わりとしてヒッキーを見ていたのが変わっていきそうな気もするので結末に関してもまだまだ予想できなさそうでどうなるか楽しみです。

俺ガイルはひとまず2期が終わりましたけど、いろんなおススメ漫画のレビューも楽しみにしてます。
Posted by ぜぱると at 2015年06月27日 21:27
ぜぱると さん


ついに終わってしまって毎週の楽しみが一つ失われてしまった感じが悲しいです……あとは……総武高校奉仕部ラジオのラストを残すのみですかね。


やっぱり、皆さん同じ感想持ちますよねー。

ストーリー的には良かったと思うんですけど、最終回としては残念な部分が多かったというか何というか。奉仕部の3人しか出てこないのも、俺ガイルらしいですが、やっぱり葉山にいろはすも出してほしいですよねー。戸部っちとか、はやはちで喜ぶ海老名さんとか、戸塚わいいとか。


確かに、最近はアホの子っぽさよりも、いろんな意味で聡い部分が前面に出てる感じがしますねー。生徒会選挙の立候補の決意とか、ホンモノの時にヒッキーを連れていくシーンとか、今回のところとか。

元気いっぱいでワイワイする雰囲気があんまり2期を通してなかったですし、最終話あたりはオリジナルにして、その辺をみたかったですよねー。



私も、渡先生は最後までのストーリー展開とだいたいの巻数を決めてるのかなーと。そして、それをアニメ3期でやろうとすると、どうしても話数が足りなくなるから、無理やりアニメ2期に今回の部分をねじ込んだのかなと……思ってます^^

ぜぱるとさんが言われるように、後は雪ノ下関連のいろんな話が中心ですよね。過去の雪ノ下と葉山の事、雪ノ下の依存体質?、陽乃さんのことと雪ノ下家の事。あとは、奉仕部の関係性に、ヒッキーの依頼や、奉仕部の勝負について語られて終わり……かな?

何にしても楽しみですよねー。アニメ3期は、いろはすと小町をもっと出してほしいです(笑)

漫画のレビューは、いろいろ書きたいものだけ溜まっていく一方ですが……ぜひまた覗きに来てください^^
Posted by 四葉 at 2015年07月01日 08:13
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